JKA視点で観るNFL(week1&week2)

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先週からNFLが無事開幕しました!

普段なかなかメディアではスペシャリスト(キッカー、パンター、スナッパー)のニュースを見ることが無いので、JKA視点で気になった選手やプレーを紹介していきたいと思います!

※以下は試合結果のネタバレも含みます。

<week1>

①FGのミス連発。特に右に外すキッカーが目立つ。

week1での合計67のFGがありましたが、その内19本が失敗。NFLキッカーの成功率は71.6%と過去20年で最も低い成功率だったとのこと。

今期はプレシーズンゲーム(4試合)が無く実戦が初めてだったことや、新しいキッカーが増えたこと、観客がいないor少ない中で試合を行っていることなど、原因はいろいろと考えられますが、通常NFLであれば成功率80%以上が当たり前なので、この結果は驚きです。

特に右へ外しミスが目立ちました。
こちらはJKAオンラインでコーチ丸田が詳しく解説していますが、直接的な原因は軸足にあり???

②Thomas Morsteadの圧倒的な安定感+α(Saints vs Buccaneers)

SaintsのベテランパンターThomas Morstead選手は抜群の安定感で試合をコントロールしました!
week1のspecial teams player of the weekに選出されています。

・6本中5本をInside20(敵陣20ヤードに落とす)に。
・平均44ヤード(ball onから)回復で、1回もリターン無し。

高校生・大学生の皆さんに注目して欲しいのは飛距離・滞空時間だけでなく、とにかく「ミスが少ないこと」。これだけ安定感してパントを蹴ってもらえると、オフェンス・ディフェンスの試合の組み立て方も全く変わってきます。時々すごいパントを蹴るよりも、毎回安定して70~80点以上のパントを蹴るほうが大事なのです。

<week2>

③決勝FGゴールを3本連続(?)で成功した、Harrison Butkerの勝負強さ(Cheifs vs Chargers)。

Kansas City ChiefsのHarrison Butkerがオーバータイム(延長戦)で58ヤードの決勝FGに成功!

試合を決めるFGでこれだけ長い距離を決めるのも凄いのですが、注目すべきはこのFG直前の流れ。

・元々53ヤードのFGだったが味方の反則で5ヤード罰退→キックは成功
・58ヤードのFGを蹴るが、直前で相手チームがタイムアウトを取る→キックは成功
・3本目でやっと蹴ることが出来、決勝FGゴール成功!!

と記録上は1本ですが、実際は3本連続で決めています!

これだけ重要な場面&長い距離のFGなのに、全く精神的にも技術的にもブレないButker選手、凄すぎます。

④「復活力」を見せるキッカー達。

week1で大きなミスをしてしまったキッカーがweek2ではしっかりと結果を残しています。

ミスが全米で放映され、SNS等でも誹謗中傷される中で、自信を失ってもおかしくはありません。
ここで立て直してくる強さ=「復活力」こそが、彼らがNFLキッカーになれた理由かもしれません。

BengalsのRandy Bullockは3本全てのFGを成功。
(week1では逆転を狙った短い距離での決勝FGを失敗)

PanthersのStephen Gostkowski選手は試合を決める勝ち越しFGに成功。
(week1では3本のFGを失敗)

Coltsの新人キッカーRodrigo Blankenship選手は4本中4本のFG成功
(week1 では30yのFGを失敗)